先日『アリスのままで』という映画を見ました。
主人公が若年性アルツハイマー病になる物語で、とても他人事とは思えない、自分と置き換えて色々考えさせられる、そして怖くなる映画でした。
ずいぶん昔に見た『空を飛ぶ夢』という映画を思い出しました。
端々まで覚えているわけではないのですが、主人公が望む尊厳死という、とても大きなテーマを扱っていて、当時すごく印象に残ったのを覚えています。
人間が尊厳を持って生きるというのはどういうことなんだろう。
これから迎える日本の高齢化社会にも、何か通づるものがある気がします。
アリス〜、の映画の中で、主人公が自分の病気のスピーチをするシーンがあるのですが、そこで
『私は日々病気に苦しんでいるのではない、戦っているのです』
という言葉が、とてもとても心に残りました。